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題名: 普通の人
投稿日時: 2007-02-24 18:49:28
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「ぼくは高校に行ったら普通の人になるんだ。だから頑張る。」

高機能(知能が低くない)の広汎性発達障害圏の子どもたちは、

自分は他の人とは違いがあるのだということを少しづつ受け入れ、
得意不得意など自分の特徴を知り、
環境とうまくやっていく方法や工夫を
自分のものにしていくことになります。

(そして、このことは、「普通の人」と言われる人でも、
同じことなのではないかと思いますが)

広汎性発達障害の「傾向」の場合、それは、よりゆっくりと進むことになることが多いよう思います。
「普通の人になるんだ」という言葉に、
みちさんの息子さんの必死の願いを感じます。


題名: 普通
投稿日時: 2007-02-24 19:40:07
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もちろん気持ちという意味では「普通になりたい」を好意的に受け止めることが出来ます

ただ言葉の選び方という意味で
「こういう言い方をしそうになるけれど、こう言うようにしよう」という資料があるぐらいですから

「練習して普通の人になる」という言い方がベストかどうかと疑問を投げかけてみたくなったのです

その疑問自体に不快感を持たれるかたもいらっしゃるのかもしれませんが

個人的に、私はまず自分に対する認識を高めること、あるいは絶対的な価値観などは存在していないという認識、からはじめたいと考えています
行動→達成感→不安低減→自己評価の高まり
となることもあるでしょう
また
認識の変化による自己評価の高まり、あるいは評価そのものへの柔軟な発想→不安低減→行動
となる場合もあるかもしれません

つまり私はまずはじめに子供が自分自身を「普通かどうか」と考える意識そのものさえも変革できないものだろうか?と常々考えているのです

ある程度言葉が出てきているので、不安そのものにどのようにアプローチできるのか、いつも考えています

出来れば既成の尺度から自由になってもらいたいと思っています

私は本当は「症」という言葉や「障害」という言葉、「病気」という言葉にも違和感を感じています

そんなことごちゃごちゃ言うの、私だけですかね~

ちなみに私は人からなるべく変な人と言われるように務めています
なぜってそのほうが自由だからです
人の価値観に行動を評価されることに縛られたくありません

子供も面接の時の「好きな言葉は?」に「自分らしさ」をあげています

そのような理由から、皆さんはどんな風に「普通」をとらえるか、緘黙を持つ子供にたいしてどのような意識をお持ちか聞いてみたいと思ったのです

頑張っていらっしゃるみちさんの取り組みに対しては、いつも尊敬の気持ちで拝見させていただいています

ふとした疑問からみちさんの取り組みのスレッドにお邪魔をしてしまいましたが、もしも不快でないようでしたら、また皆さんのご意見をうかがいたいものです


題名: クローバーさんへ
投稿日時: 2007-02-24 23:01:09
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クローバーさん、こんばんは。

>最近は、ほとんどの高校入試で「面接」があるんですね…!

私も息子から聞いてびっくりしました。私立専願や推薦入試ばかりでなく、公立の一般入試の子も全員面接があるということでした。でも、面接の目的は「不良」でないか見るためのものだそうで、高校に入学したはいいけど、他の生徒も道連れにして中退する可能性のある「不良」を入学させるのを防ぐために行うのだそうです。

>「場面緘黙症」というのがばれてしまうと、高校に入れてもらうことができないと思っていましたが、「場面緘黙状態」として伝えてあるものなんですね…。

地域の中に受け入れてくれる高校がいくつかあるはずです。ただし、「交渉は合格してから」と児相から指導を受けました。

「場面緘黙状態」に関して、中学校側がどういう言葉で伝えてくださったかはわかりません。たぶん、「うまく話せなくてもしからないでください」 くらいの話だったのではないかと思います。

>(高校側はひどい! 本当に教育者なの?!
と怒ると同時に、高校って入学後は情緒障害をもった子に、きちんと
対処してくれるものなのだろうか?!と考えてしまいます。)


息子が聞かれたことにすらすら答えたために、先生も一言言いたくなったのだと思います。これから誤解のないようにじっくり説明していくしかないですね。

もともと少数派なわけなので理解していただくには手間がかかると思いますが、労を惜しまず学校側に働きかけて必要な支援を引き出したいと思っています。今はっきりわかっていることは、息子が進学する高校の先生たちには場面緘黙の知識も発達障害の知識もないということです。ですから、こちらから情報を提供しお願いをしない限り何もしてもらえないと思います。「そんなのおかしいじゃないか!」と怒ってみても、現状がそうなのだから仕方がありません。そして、いろんな先生がいらっしゃるので、いくらお願いしても理解していただける方とそうでない方がいるのも仕方がないことだと思っています。

「わかってくださる先生にいかに協力してもらうか」 が大切になってきますが、すでに何人かの先生方が理解を示してくださって、息子のために時間を取って会ってくださいました。息子は今のところ、進学先の高校の4人の先生と話が出来ます。しかも楽しんで会話ができ、「優しそうな先生」 という印象を持ったようです。やはり、「新学年が始まる前に動き出すと効果大!」 のようです。詳しくはそのうちに書き込みますね。

>うちの場面緘黙症のほうの娘は、もうすぐ小学校卒業なので、
卒業式に向けて、みんなで呼びかけの練習(子供たちが決められた
言葉を順番に言います)をしているのですが、うちの娘は、ひとりで立ち
上がることも、声を出すこともできない状態らしいです。


卒園式や卒業式の繰り返される練習で、緘黙状態が悪化したという話をよく聞きます。返事の声が小さくて、何度も「大きく!」と言われ、それをきっかけに急に一言も言えなくなった子もいるそうです。

>家では「絶対大丈夫!6年生なんだもの。そのくらいできるのに決まっているでしょ!」と強気なのですが…。
>子供は卒業式を楽しみにしているのですが(この気持ち、私には理解
困難です…)、私の方は憂鬱…。


娘さんは状況がよくわかっていなくて強気だということはないですか?卒業式では全校生徒と6年生全員の保護者の目にさらされることを理解していますか?娘さんの自尊心を傷つけないように気をつけながら、そのことを話し合ってみてはいかがでしょうか?よく考えずに強気でいるのだとしたら、卒業式が心の傷になってしまう可能性もあると思います。どんな形で参加したら最も娘さんの負担にならないのか、本人とも学校側とも相談してみてはいかがでしょうか。

でも、強気な娘さん、頼もしいですね。出来ないことがあっても、あまりそれを気にしない子なんですね?

別スレのお家での様子を読ませていただきましたが、うちの子とそっくりです。でも、不安を訴えることが少ないとすればそこが違っています。自己評価が低くないということはいいことだと思いますから、子供さんのことを 「あんたはえらい!」 とほめてあげてほしいです。


題名: ルディさん、そしてみなさんへ
投稿日時: 2007-02-24 23:11:43
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
ルディさんご指摘ありがとうございます。そして、みなさんフォローありがとうございました。

「言葉の使い方」 に関してルディさんに不快感を与えたようで、ごめんなさいね。
「練習して普通の人になろう!」 というのは、私がつい息子の表現を借りて使ってしまったものです。緘黙児に対して安易に使ってはいけない言葉だと思います。他のお母さん方は決して真似しないで下さいね。

息子が自分以外の誰かを指して言ったのなら、「そういう言い方はよくないね」 と注意するところですが、みなさんが書いてくださったように、息子が自分のことをそうとらえているだけなので、別に誰を傷つけるわけではなし、前向きな気持ちで言ったことに関して、いちいち揚げ足を取るようなことをしたくはないので、息子に何か言うつもりはありません。

私は、ルディさんとは違って、頭の中で思いをめぐらすのはあまり得意ではありません。考えているよりまず行動。思いついたらやってみる。それから考えるほうが性に合っています。私は私の得意なやり方でこれからもやっていくつもりです。

それから、言葉のひとつひとつがもつ意味を細かく吟味しながら書くのも得意ではありません。知らないうちによくない表現を使っていることもあるかもしれませんので、また気付いたら教えてくださいね。

息子の表現を借りると、「普通の人」 の反対語は 「変な人」 なのですが、学校でしゃべらない今の自分は 「変」 だと感じているので、高校ではぜひ 「普通」 になりたいと思っているようです。それから、みんなが苦労することなくやっていることを、自分も 「普通に」 できるようになりたいと思っているようです。周囲からの強制ではなく、本人がそう感じそれを目標にがんばりたいと思っているわけなので、私は応援したいと思っています。

(みんなが同じになるのがいいということではありません。でも、どう感じ何を目指すかは人それぞれ自由なわけなので、否定する必要もないと思います。もちろん、「変な人」 を目指しているルディさんのことも応援したいと思います。)

「高機能自閉傾向」 という診断を受けている息子が、自分の希望をかなえるのは難しいかもしれません。この先、精一杯頑張っても無理だということに息子が気付いて落ち込みそうになったとき、「人と違っていることは決して恥ずかしいことではない」 ということを、親子でじっくり話し合いたいと思っています。


題名: 丁寧なお返事有難うございます
投稿日時: 2007-02-25 00:11:38
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 145
私の子どもは天才なのですが
みちさんの息子さんも詩を拝見してから天才なのではないかと思っていました
もうすでに普通以上なので、普通をめざすことは不思議ですが
脳ある鷹は爪を隠すとも言いますので、クラスメートに爪の半分ぐらい見せてあげて、普通ぽいふりをしてあげることにしてもいいかもしれませんね
みんなが安心するように :)
(意味伝わってますか・・?)


レミオロメンの詞にもありますが「壁は僕らの中」なのであり、子供の未来への可能性は無限だと思います

今後とも素晴らしい子供たちを通して、子育ての課題に協力しながらチャレンジさせていただければ 幸いです


題名: こんばんは
投稿日時: 2007-02-25 02:48:51
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みなさん、こんばんは。
「普通の人」という言い方は私もよくしますが あまり好きな表現ではないので
私の中では「多くの人」と変換されます。

最近、息子が病院で「発達障害のカラーを持っている」と言われ、
私は「ちょっと変わった人生を歩むのだろうな。変な人、万歳☆」と
心の中で小さくガッツポーズをしてました^^

みなさんの緘黙のお子さんたちが「変な人」ではありませんので誤解なきよう。
私も相当変な親です^^;

息子には非凡で豊かな感性を感じます。
ちょっと変わった感性で いい作品やら発明を生み出したりしないかしら
と空想しながら、いい面を伸ばしてあげたいなと思っています。


題名: 面接
投稿日時: 2007-02-25 10:01:18
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 209
面接がある高校には、面接時パニックになったり、答えられない可能性がある子どもについて、
中学校から書類を送付することができます。
それは、面接時にもしうまく答えれなくても、
態度が悪いのではないことを、高校側に伝えるものです。

小学校から中学校、中学校から高校へ、
近年、情報交換が多くなされるようになってきています。

昔は、学校は「白紙の状態から子どもを見る」なんてよく言ってましたが、
最近は情報交換の大切さが認識され、ずいぶん変わってきました。
支援の必要な生徒に理解を示す私立高校も増えてきているようですよ。


題名: おはようございます
投稿日時: 2007-02-25 10:03:01
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
かいわれさん(遅くなりましたが・・・)
>私人前で発言する時に声が震えて裏返るんです。

私もです!! 1対1なら大丈夫なんですが、複数になると親しい人でもそうなることがあります。ひどいときだと、ついでに体も震え、手も震え、顔が赤くなり、めがねがジワ~っと曇ってくる・・・でも、そんな調子でも、自分の言いたい事がうまく伝えられたときは大満足で・・・

以前はそういう自分がいやでしたが、今は「それでもいいか」って思ってます。そう思えるようになってから、ある程度コントロール可能になりました。(でも、大勢の前で話さなければならないときは、原稿をしっかり準備し、たまにしか人の顔を見ないようにしゃべるようにしてます。)

ルディさん
>普通ぽいふりをしてあげることにしてもいいかもしれませんね
みんなが安心するように


案外、これが大事なことなんですよ~。お芝居を演じるように普通っぽいふりをすることで、たくさんの人と楽しく交流でき、自分も周囲も気持ちよく過ごせるということに私が気付いたのは30代後半くらいかな・・・

うちの子を 「天才」 と感じてくださってありがとうございます。
息子は絵や音楽の方はあまり得意ではありませんが、文を書くのは好きみたいですね~。

たぶん息子は、高校で文芸部に入って詩を書くことになると思います。昨日、高校の文芸部の顧問の先生と意気投合して楽しく会話できたので、今ちょっとその気になっています。掲示板でルディさんにほめていただいたのもすごく自信になったみたいです。自分の気持ちを素直に表現するのが好きなようなので、「楽しめるかも」 と期待しています。

>「壁は僕らの中」なのであり、子供の未来への可能性は無限だと思います

そうですね。私も可能性を信じたいと思います。

朋花さん
>息子には非凡で豊かな感性を感じます。
ちょっと変わった感性で いい作品やら発明を生み出したりしないかしら
と空想しながら、いい面を伸ばしてあげたいなと思っています。


同感です!

けいこさん
>面接がある高校には、面接時パニックになったり、答えられない可能性がある子どもについて、
中学校から書類を送付することができます。
それは、面接時にもしうまく答えれなくても、
態度が悪いのではないことを、高校側に伝えるものです。


そういうことだったんですね。

「『こういう子が受験します』 ということは高校側に伝えてあります。」 との中学校の先生のお話でしたが、今納得しました。教えてくださってありがとうございました。


題名:
投稿日時: 2007-02-25 10:27:55
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
◆ 中学3年 1月の続き

《シーンとしてると緊張する》

希望の特進科に無事合格し、先生が息子に近づく形での授業中の発声チャレンジが再開されました。英語の時間、班ごとにリーダーに質問をするパターンでは、かなりがやがやするため発声できましたが、列当てでは、教室がシーンとしているため、英語・国語ともになかなか成功しませんでした。

英語の教科書がほとんど終了し、公立高校の受験対策プリントが授業の中心になったため、ざわざわしている中での発声チャレンジがしづらくなりました。列当ての形でプリントの答を言わせる試みが2度ほどあったようですが、先生がそばに来ても発声できなかったようです。

「できそうな気がするんだけど・・・シーンとしていると緊張する。みんなが聞いていると思うと怖い。」 とのことでした。ある程度ステップアップしてきても、この壁を越えるのは本当に大変なんだなあと思いました。

「ステップが大きすぎるのだから、もう少し細かいステップを考えてもらえるよう頼もうか?」 と息子に言うと、「明日は絶対に頑張る!」 と言うので、
「できないことをあまり何回も続けると英語の授業がいやになってしまうんじゃないの?」 と聞いてみると、
「その心配はないよ。英語の先生好きだから。」 とのことでした。


◆ 1月25日(木)

《M君への電話チャレンジ 4回目 (原稿なし) + M君との会話チャレンジ》

このところ学校でのチャレンジがうまくいかなくて停滞気味だったため、自宅でできるチャレンジを考え、提案してみました。「理科のワークの答をなくした」 と言っていたので、「原稿なしの電話チャレンジ」 と 「M君の自宅に行って面と向かって話し、ワークの答を借りてくる」 というのをやらせてみました。(これまで、一人で友達から何か借りてきたことはありませんでした。)

息子は、電話をする前にあらかじめ言うことを考えておいて、何回かリハーサルをしていました。でも、初めてM君と電話で話したときや、M君を図書館に誘ったときのような緊張感はなかったようです。電話をして、理科のワークの答をコピーさせてほしいことを伝えると、M君がこころよくOKしてくれたので、すぐに車で一緒に出かけました。

車から降りる前に、何度も言うことを繰り返して、自分でだいぶ気合いを入れてました。息子が行くと、最初、お母さんが玄関に出たそうです。今まで1度も話したことのないお母さんでしたが、「M君いますか?」 と自然に言い、M君を前にしてもそれほど緊張せずに話せたそうです。

《英語の先生と今後のことを相談》

息子の気持ちを伝えるためと、英語の先生がどう感じているのか確認するために、夕方学校に出かけ、英語の先生と話してきました。

英語の先生は 「班ごとに英語で質問するパターンのときも、最初できなくて2回目でできたし、今回も今にもできそうに見える。」 とおっしゃっていました。少しでも周りがざわついているときに急いで指名したり、本当は英文の訳など答の長いものが多いのにあえて簡単なことを聞いたりと、いろいろ工夫してくださっているようでした。

「やりたくないのではなくて、やろうと思ってもなかなかできないでいる。でも、このところ調子付いているのでひょっとしたらできるかもしれない。本人はやる気でいるので、あと3回くらいチャレンジさせていただいて、もしそれでできなかったら、またできていたパターンにもどしていただければありがたいです。」 と話してきました。


題名: 列当てチャレンジクリア
投稿日時: 2007-02-26 12:50:51
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 255
◆ 1月26日(金)

この日息子は、英語の時間に 「列当て」 で発声することを目標に、朝からはりきっていました。

《英会話リレーゲーム+列当てで発声チャレンジ》  ささやき声での発声成功
          
息子が機嫌よく帰宅しました。2つのチャレンジをしてきたそうです。

英語の先生が 「英会話リレー」 という新しいパターンを考案してくださったようです。

・授業の最初に全員立ち、一番後ろの席の子から自分の前の席の子に英語で質問をします。
・それに英語で答えたらすぐに自分の前の席の子に同じ質問をします。
・どんどんつないで一番前の席の子が答えたらその列は全員着席するというゲームです。(うちの子は一番前の席です)
列ごとの競争なのでがやがやとうるさくなるわけですが、そこがねらいで、息子が発声しやすいように先生が工夫してくださったのだと思います。

“Are you sleepy?”  --- “Yes, I am. / No, I’m not.” のパターンが1回目。
“Will you go to Jusco tomorrow?” ---  “Yes, I will. / No, I won’t.” というパターンが2回目でした。

まだ後ろの方でやっているときに先生がこっそりうちの子に質問をして、息子が小さい声で答えると、「あれ?まだだった・・・」 ととぼけていたそうです。


息子の後ろの席は元卓球部部長のY君で、息子はまだ1度も彼に対して発声したことがありません。彼の番に回ってきて 「Are you sleepy? 早く!!○か×か?」 とジェスチャーで示すことを大声で催促したので、息子は 「超ムカついた」 と言っていました。結局彼に対しては声が出せず、先生がかわりに答えてくれたそうです。

「あいつは僕が絶対に声を出して答えないって決め付けてる・・・」 と怒っていたので、
「それならいっそのこと思い切って言ってやればいいじゃん!」 と言ったら
「次はやってやる!」 とのことでした。

その先生の場合、授業の最初にゲーム的なことを取り入れることは以前からよくあったそうで、息子は、先生が自分のトレーニングのために設定してくれたとは思っていません。

どさくさにまぎれて息子は2回とも発声に成功しました。その後授業の流れの中で 「列当て」 が行われました。教室はシーンとしていましたが、先生が耳に手を当て息子にかなり接近した状態で、かろうじて先生にだけ聞きとれるささやき声で答えることに成功したそうです。息子は 「次からも絶対がんばるからね!次はもう少し大きい声で言うよ!」 と言っていました。


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