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題名: かいわれさんへ
投稿日時: 2006-11-23 15:10:56
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私の方が、たいへん失礼なことをしてしまったのに、それなのに声をかけてくださりありがとうございます。
書き込み迷いましたが、とても嬉しかったので書き込みます。ジーンとしました。

>ご指摘を受けたことが私にとっては“図星”であり、目を背けていたところに目を向けさせられたような気がしたんだと思います。

私の知り合いがしてくれた話なんですよ。なるほどそうなんだと思いました。真面目で、不思議な魅力がある人なんです。


題名: つくづく思うんです
投稿日時: 2006-11-23 18:13:14
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 テナーさん
 私のメッセージをつかまえてくださりありがとうございます。テナーさんの「不思議な魅力のあるお友達」の、我々場面緘黙症当事者と共通していそうと言われる話、が聞きたくなりました。よろしかったら教えてください。

 ――というのも、見方によっては、我々当事者が露呈する症状というのは、実は非当事者にもその要素があって、その程度や頻度が違うだけではないかと思うんです。

  <非当事者>           <当事者>
 緊張すると無口になる ⇒  場面により緘黙になる
 人前で緊張する     ⇒  いわゆる“人前”でなくとも緊張する
 緊張や驚きで固まる  ⇒  必要なことができず緘動する

 ――といった具合でしょうか。つまり、単純に言ったらよくある風景が多いか少ないか、長いか短いかではないか、と思うんです。
 “奇異な行動”や“困った仕業”がないから、「こいつ困ったな」と思ってもらえにくいわけです。
 そう考えると、場面緘黙症を、反抗しているとか無口であるとかいう、非当事者によくある現症に当てはめて我々を理解をしようとする人が多いのを、まんざら攻められないのではないかと思うんです。
 「自閉症スペクトラム」という言葉があって、自閉症の症状を少なからずもっている人達(グレーゾーンにいる人)を指すんですが、「場面緘黙症スペクトラム」という言葉を仮につくるとして、そこにいる人達ってけっこういるんだと思います。体調が悪いときだけ黙りこくって、人に交わらないなんて人達が……。
 そういう意味で真の理解が得られない場面緘黙症当事者は、配慮してもらえず、より良い対策もたててもらえにくいのではないかと、こう思うわけです。
 
 


題名: 私は当事者です
投稿日時: 2006-11-25 15:08:36
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
 投稿が続きますが臆せず書きます

 前々回、職場の臨床心理士に相談した話をしましたが、昨日その女性に「○○さん、実はね、あたしが場面緘黙症の当時者なんですよ」と打ち明けました。
 彼女の反応を読もうと、彼女の顔の表情筋の動きに注目しましたが、さすがは臨床心理士、その可愛い顔がひきつることはありませんでした。
 そういう自分に気づいて「ああそうか、俺は彼女が『えぇー』っていうのを予測してたんだ」と思いました。
 ちなみに彼女は30代半ばの独身、小柄で美人というよりはファニーフェイスです。あ、関係ありませんね……。
 
 彼女は少しだけ驚いた表情をしながら、私に問いかけたのだった。

 か:かいわれ
 し:臨床心理士 

 か 「……それで、場面緘黙症に関する資料を集めてたんだ」
 し 「へぇー、場面緘黙症ってそのころ(こどものころ)言われたの?」
 か 「いや、その言葉自体を知ったのが、ここ数ヶ月のことだから……、これまで、自分に違和感を感じてて、インターネットのサイトで、場面緘黙症っていう言葉を知ったんだ、それでああなるほど、そうだったんだ、ってね」
 し 「ああそうなの、それでいろいろ調べてるのね……」
 か 「うん、だから○○さん、どんな情報でも良いからみつけたら教えてちょうだい……」
 し 「そう、わかったわ……」

 ――と、彼女との短い会話は終わった。

 彼女に対して、かいわれが場面緘黙症当事者であることを、言おうか辞めようか一晩考えたのですが、これから先、恐らくいろんな人にカミングアウトするにあたり、一番痛手の軽そうな人(同僚だし、守秘義務を心得た臨床心理士だし)で予行練習をするのも良かろう、という思いで打ち明けたのでした。
 言ってみて、悪くない感じがしました。まあ相手は場面緘黙症とはなにかを少なからずも知っている臨床心理士ですしね……。本当は打ち明けたときのやりとりで、もっと自分が動揺するような事態を予測に入れていたんです。

 そういえば前々回書き忘れたことですが、
 「場面緘黙症の後遺症なのか、それともベースとなる社会不安障害からくる症状なのか……?」
 と問いかけたときにこの臨床心理士は
 「全般的に社会性の障害があるはずだから、たとえ大人になっても日常場面で苦労することはあるでしょうね……」と言ったので、その場で『実は俺が場面緘黙症なんだ』と打ち明けるのをはばかったという事があったのです。

 相手の出方や発言によって、こちらの出方を加減する、という社会性が自分にもあるのだと、へんなところで自らをみつめているかいわれでした。


題名: 症状は今あるみたいです
投稿日時: 2006-11-27 17:19:48
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
 私は、元場面緘黙症児ではなく、現在場面緘黙症だったのです。

 今日あるエピソードをきっかけに、今現在私は場面緘黙症であることを悟りました。

 私の仕事は病院で患者の相談にのることです。対面(実際に面と向かっての相談)と電話で応じています。
 本日、帰宅時間間際、なにかの本に載せるらしく、私の机のある事務所(ここで電話をとる)にカメラが入りました。
 もう、相談受付時間は過ぎていますので、いわゆる「やらせ」の現場を撮るためでした(やらせは風景だけで、相談をやらせで取材するわけではありませんので念のため)。

 「皆さん受話器を持ってください。○○さん、もう少し左の方を向いて……」カメラマンの声が飛びます。
 私は、無表情で、受話器をもち、相談しているフリをします。無言です。
 「バシャ、バシャ」シャッターがおります(実際はデジカメなので、もっと静かですが)。
 一番手前で、アップになるのは、前回登場の、“可愛い○地さん(臨床心理士の彼女)”です。
 汚い中年親父(私のこと)は一番遠くにいます。

 ずーっと、受話器をカラでもっていると、「ツー、ツー」が終わって「ピヨロロロロ!」と耳をつんざく様な音に変わりました。
 私は無言で表情一つ変えません。
 (あれー、なんで俺なんにも言わねえんだろ、それもうるさい「ピヨロロ」を耳につけたままだし……)

 そうなんです。私は、この時、緘黙、緘動になったのでした。周囲には4~5人同僚がおりましたが、ノーリアクションです。あきれてるんでしょう。

 そうか俺はまだ、場面緘黙症なんだ。とわかりました。今回抑うつになって、出勤拒否に至ったのも、職場で文字通りの場面緘黙になり、子どものころからのトラウマ――数々の嫌な思い出が甦ったのが原因だと悟りました。
 いやー、困ったな。自分であきれるやら、悲しいやら、でも、二次障害でも後遺症でもなく、現在進行形の場面緘黙症だったのです。

 わからなかった俺はまるで、バカみたいだ……。

 

 


題名: ようやく復職です
投稿日時: 2006-12-05 11:54:09
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
 みなさん こんにちは

 最近このスレッドに書き込みをしてくれる方がおられず、寂しい限りです。

 今日もめげずに書き込んでしまいます。

 1.ついに復職 

 私ごとですが、来週11日から晴れて職場復帰することになりました。場面緘黙症を含む社会不安障害の二次障害と思われる抑うつ状態のため、1年強休んでおりました。
 約3ケ月の慣らし期間(無給のまま職場へ出て、患者家族に関わらない仕事だけこなす)を経て、ようやくこぎつけました。
 今回「また職場に出られなかったらどうしよう」といった“心配”はありますが、病気休暇を廃することへの“迷い”はありませんでした。

 同時進行で職場の臨床心理士のカウンセリングを受けております。自分が場面緘黙症と自覚しつつも、不合理なことや怒りを“自動的に”飲み込んで抑圧(こころの奥底にしまって気づいていない)している自分に、本日も気づきました。
 臨床心理士によれば、抑圧するのは結構なエネルギーが必要で、それに比べれば、気づいたことを改善するのはさほどエネルギーは必要ない、ということで、今日の気づきの部分に関しても、私の中で今後工夫がはかられそうです。
 同僚(仕事の相棒)に対する陰性感情(「ふざけんじゃねえ」といった怒りの感情)をしまいこんでいたのです。長くなるので詳細は省略します。

 2.そんな本があったらもっと早く教えてよ 

 私のような方(?)におすすめの本をご紹介します。今カウンセリングを受けている臨床心理士(男性の方)から教えられました。

 『いやな気分よ、さようなら――自分で学ぶ「抑うつ」克服法』デビッド・D.バーンズ著 星和書店(もちろん和訳書)です。

 このサイトでも、よく取りざたされる「認知行動療法」について書かれています。厚さは下手な電話帳よりも厚いのですが、平易なタッチに訳されており、気合いを入れずに読み進められます。
 それでいて内容は専門書として筋が通っています。私もまだ読み始めたばかりですが、簡単に紹介しますと――

 ――感情とは、なにか出来事がおきた際に自然と沸き上がるものではなく、その人なりの受け止め方(認知)をした結果として湧くものである。つまり同じ出来事でも人により悲しい(嬉しい)ことが、他のひとにはなんでもなかったりする。
 認知が歪んでいると、なんでもないことがネガティブに感じられる。歪んだ認知は、長い間のクセになっていおり意識せずに自動的に発揮される。この歪みを正すことで、ポジティヴな受け止めが可能になる。

 といったところでしょうか。タイトルを見ると、対象はうつの方ですが、一般の「人間関係の難しさを実感している人(多くの人でしょうね)」にも有益です。

 場面緘黙症の後遺症に辟易している方にも、「読書療法」は効果があるものと思われます。


題名: ネガとポジ
投稿日時: 2006-12-05 16:33:08
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こんにちは、かいわれさん
謹慎中(?)のルディです

ちょっと質問があったので・・お邪魔致します

認識にはネガとポジがあるのでしょうが
ニュートラルな状態もあるんでしょうか?
認識そのものをやめる・・というか


というのも、何かの思いを抱いてばかりいると疲れてくるときがあるんです
ポジばかりで生きられるものでもないですし
ネガにもなりたくないとすれば

もうひとつ違う状態が欲しくなります

例えば、ネガのこともポジのことも忘れ
何かに没頭して、あるいはボーっとして、(シャレじゃありません)
知らない間に時間が過ぎる・・なんて時は
少し開放された気がする

そういうのの効用ってあるような・・?

心理学的にはどうなのでしょう?


題名: 参考になるかどうか
投稿日時: 2006-12-05 19:10:43
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
 ルディさんこんにちは 書き込みありがとうございます。

 難しい質問です。私に答えられるでしょうか?

 1.認識のネガ、ポジについて 
 私がうつがひどいとき、こんなでした。
 5月の連休、給料が出ておらず傷病手当金(休業補償)で食ってましたので、息子をどこにも連れて行ってあげられません。
 ネガ――なんて情けない親父なんだろう、死んだ方が良い
 これをポジにとらえるなら
 ⇒みんな健康で(もっとも親父はうつだけど)緑の季節を迎えられた、自然の空気を吸いに(お金のかからない)公園に散歩でも行こう……。
 ――となるのでしょう。あんまり良い例えじゃなかったですね。
 おみくじで大凶ひいても「今が最悪だから、これからはのぼり調子だ」って喜ぶ人がいますよね。こっちのほうが良い例えだ、うん。

 2.ニュートラルな認識について
 「思考の停止」、「無我の境地」って言う言葉を連想しました。後者は仏教用語で修行の末にたどりつく「悟り」の状態でしょうか。
 ボーッとしてる時間って人間必要ですね。頭をからっぽにしてっていう。
 リラックスした状態の脳波を測るとアルファー波が多く出ていると聞きます。典型的にはお風呂に入っているときだともものの本で読みました。心理学辞典(有斐閣)によれば「閉眼した状態で身体の緊張を解き、休んでいる時に最もよく出現する。」とあります。
 もう一つ、「悲観的」でも「楽観的」でもなく事実をありのままに受け止める状態がニュートラルと言えるのではないでしょうか。
 実際には難しいとは思いますけど、いろんなこだわりや心的外傷のいたずらなんかがあるでしょうから……。

 すいません、答えになってなくて……。詳しい方、教えてください。


題名:
投稿日時: 2006-12-05 21:25:50
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かいわれさん ルディさん こんばんは♪

やっぱり いいコンビですね お二人・・・(笑)
難しいことは 頭の弱い私には さっぱり わかりませんが
一言 言いたくて 登場です。

かいわれさん 復職 おめでとうございます。

これからも 無理なさらずに ストレス解消しながら お仕事 頑張ってください。
あのいやな仲良しおばちゃん二人組にも 負けないでくださいね。

そして ルディさん

>謹慎中(?)のルディです

なんで? どうして? 何か されたのですか?
私は この方が 気になるのですが・・・・・・・(*^_^*) 


題名: 応援ありがとうございます
投稿日時: 2006-12-06 09:04:43
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登録日時:2013-10-18 04:45:31
投稿記事数: 367
 のひめさん おはようございます

 いつも応援ありがとうございます。
 仲良し性悪(!)おばちゃん二人組のことも覚えていてくれて嬉しいです。

 ルディさん

 ほんとうにどうして「謹慎中」なんでしょう。もっと出てきて下さい……。


題名: :o
投稿日時: 2006-12-06 13:32:19
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あーと、えーと・・ですね

少々反省している・・というか
いやいや、考察しておりまして

それではかいわれさんとのひめさんに内緒で聞いていただこうかな~~

どうも自分がずぼらなせいか、母としてシャカシャカ動けないのですね

そのくせcafeなどにはサッサと行っていまして

子供に対して、私はかばったり頑張ったりほとんどしてないです
それどころか、けっこう、つっこみ入れてたりします


しかし、絶対的な信頼感というのは
子供に対して持っていると自負しているのですが・・


また兄弟間でも言葉は熾烈(しれつ)です

それぞれの状況は千差万別です

親と子の個性がどのように化学反応しあうか
時に
それはひとつの戦いの様相を呈してくる時もあります

子供といえども、私という人間の個性を理解せよ!
みたいな~

しかも最近では子供のほうが頭いいな~と感心するばかりで・・

子供もある程度の年齢になると
親子というより
同じく自分や世界に悩み模索していく仲間
そんな気がしています

私自身に決して余裕は無く
バランスを保つのは難しいことです

常にあらゆることに対して苦悩といったほどではなくとも
違和感は存在し
ポジティブであるためには
かなりな無理がありますが
そこでその状態を保つには
オアシス的な状況が必要となり
ニュートラルで一風呂浴びなくてはなりません

遊びのようなものが必要です

かなりなポジ状態を保つためには
多大なニュートラル状態が必要となります

この相関関係は面白いんではないですか?

そんなわけで遊ぶのも忙しく・・
異様に明るくて家事をしないほったらかしな母~みたいな


しかしふと見れば、みんなすごく頑張っているらしい・・

案外それは皆さんの生活の一部にすぎず
それは私の被害妄想(ひとりで勝手に!)なのかもしれませんよね~

それなのに頑張っているお母さんに対する劣等感やら違和感を持ち
それを複雑に反応させて
みくさんのスレッドで人にからんだりしたような・・
そんな気もしておりますのです
(あくまでも内緒ですが)

それでも頑張っていることもありま~す!
資料の翻訳で~ス
直接子供になんかするのもくやしいので :roll:
間接的に援助しようかな・・と

翻訳にあったって色々な疑問が発生しますが
それを調べていくのが私にとっては超楽しいことです
(そのせいか、遊びのせいなのかなかなか進みません)

あるサイトでは
近頃子供の不安障害に認知療法でたいへん成果が上がっている
というのがあったように思います

そこへもってきてかいわれさんの本の紹介がありましたので
さすがかいわれさん!だな~と

だんだん何言ってるのかわからなくなってきました

これって・・
意味不明な書き込みになってませんか?


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