フルプレイ動画おまけ2「緘黙歌謡ライブ、おまけダンジョン」

動画(23分2秒)

※ 再生後、動画の下段に設定ボタン(歯車)が表示される場合、画質などを調整できます。最高720pの高画質で見ることができます。

コメント

今回の動画について

今回の動画は、おまけ1 の最後の続きです。 ミュー子に勝ち、グンマの街に行くことができるようになった場面からです。

この動画にまでなると、主人公が場面緘黙症という設定がまるで関係なくなっています。 part9 でいったん全てのスモールステップの取り組みをクリアしてしまってますからね。

群馬

ここはグンマ。トチギじゃなくてよ!

こんな台詞を出してしまい(0分15秒頃~)、群馬と栃木にお住まいの方、すみません……。

群馬は、我が国の緘黙研究史上、重要だと私は思っています。 緘黙のみをテーマとした本格的研究としては日本初とも言えそうな「小児緘黙症に関する研究」の舞台となった地だからです。

◇  内山喜久雄 (1959) 小児緘黙症に関する研究-第1報 発現要因について-. 北関東医学, 9(4), 772-785.  (新しいウィンドウで開く

◇  内山喜久雄 (1959) 小児緘黙症に関する研究-第2報 治療方法について-. 北関東医学, 9(4), 786-799.  (新しいウィンドウで開く

なお、このゲームには地方の街がよく登場しますが、これは作者が地方びいきなことによります。 なにしろ、作者自身、地方に住んでいますので。 PLiCy 版(ブラウザ版)にはオカヤマが、3D版にはカガワも登場します。

※ このゲームはフィクションです。実在の地名とは全く関係ありません。

緘黙歌謡ライブ(0分54秒頃~)

「緘黙歌謡ライブ」は「かんもくアコースティックライブ」をモデルに作った架空のイベントです。 「かんもくアコースティックライブ」とは一切関係ありません。 動画に出てくる緘黙を経験した演歌歌手も、実在しません。

なお、このゲームに演歌が時々出てくるのは、作者の趣味です。

おまけダンジョン(9分12秒頃~)

おまけダンジョンも、ミュー子と同様、本当はゲームクリア後のお楽しみにしたかったのですが、 技術的にどうすれば可能かが分からなかったため、このようなかたちにしました。

ピックアップ!敵の名前

ファイト・オア・フライト
"fight-or-flight response" で、日本語で言うところの「闘争・逃避反応」のことです。
ジェシードッグII
part5 で登場した「ジェシードッグ」同様、Jessi-cat(ジェシーキャット)をもじった名前。 Jessi-cat はイギリスの有名な猫の名前です。 Lorcan(ローカン)君という緘黙の少年が、この猫のおかげで自分を表現できるようになり、大きな話題になりました。 以下は、関連記事です。 ⇒ 緘黙児を助けた猫、National Cat of the Yearに選ばれる(英)  (新しいウィンドウで開く
しじうま
「しじま」をもじった名前。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

今回の動画で、フルプレイ動画の最後としたいと思います。 動画では紹介しなかったイベントやアイテム、敵の行動パターンなどがまだあるのですが、だいたいは動画に収録することができました。

part1 からpart12 までの全再生時間は2時間53分44秒、2つのおまけ動画を含めると3時間25分53秒に及びます。 特に、part1 から part12 までは、一つの連続したストーリーになっています。 緘黙をテーマとした動画でここまで長時間のものは、世界広しといえど、そうないでしょう(長ければいいわけでもありませんが……)。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。