緘黙RPG 3D版

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↓ 使用したゲーム作成ツールの動画。PLiCy 公式動画です。「緘黙RPG 3D版」のプレイ動画ではありません。

概要

「緘黙RPG 3D版」は、その名の通り、緘黙RPGを3D化したものです。 3次元の仮想世界を舞台に、緘黙に関わることやスモールステップの取り組み、緘黙のイベントなどを表現しています。

3D化したのは序盤の山場である「緘黙イベント」までで、全体を3D化したわけではありません。 また、今回はダウンロード版はなく、ブラウザ版のみです。 これまでとは違うゲーム作成ツールで作ったため、従来版とは違う点も多いです。

動作環境

パソコンやスマートフォンで動作するそうです。 タブレット端末でも大丈夫でしょう。 ただ、開発された方の過去の Twitter 投稿には「推奨環境はAndroid5.0以上になりそう」とも書かれてあります。

セーブについて

そのままアクセスすると、「この状態ではセーブできません!セーブをするにはログインしてください」と出る場合があります。

今回のゲームはパソコンなら50分前後でのクリアを想定しているので、セーブが必要かどうかは微妙なところです。 ただ、携帯端末ならプレイ時間はさらに延びるかもしれません。

一時的なセーブを行なう「クイックセーブ」であれば、ログインなしでもできるようです。

3D版作成の動機

3D版作成のきっかけは、緘黙RPGなどを置かせていただいている PLiCy さんで GameDesignerWorld という3DマップRPG作成ツールが公開されたことでした。

作成ツールを見たところ、このような3Dの仮想空間で、緘黙に関わることや、特に緘黙のイベントを表現できたら面白そうだと思い、そうすることにしました。

新要素

3D版では、変更点や削除することになった箇所があります。 その一方で、新しい要素もあります。 新要素のうちいくつかを、ここでご紹介します。

食券制の個室うどん店

ストーリの後半では、個室うどん店「マルツル製麺」が登場します。 食券で注文する架空のお店です。

これは、緘黙の人に入りやすいと言われるラーメンチェーン店「一蘭」をモデルとしたものです。 一蘭は食券制なので声を出さずに注文できますし、席と席との間に仕切りがあるので、周囲の目を気にしなくて済むということのようです。

「マルツル製麺」は、寄り道しないと見つからない場所にあります。 ゲームクリアに必須のイベントではないので、スキップしても構いません。 ただ、私自身は一蘭に入ったことがないので、お店の描写には思い違いがあるかもしれません。

場面緘黙症Journal 事務所

また、うどん店の2階には「場面緘黙症Journal 事務所」があります。

これは、10年ほど前に Second Life という3D仮想空間がブームになった時の経験から作ったものです。 当時、企業が Second Life に仮想支店の出店を次々に行なっていました。 そこで、場面緘黙症Journal も仮想事務所を構えようかと思いついたのです。 結局、費用面からまともに検討することはなく終わったのですが、 それを今回(随分と形を変えて)実現させました。

あの事務所の間取りは、私の部屋の間取りに似せてあります。 事務所の「所長」は留守をしていますが、ある条件で登場します。

利用素材

  • GameDesignerWorld 素材
  • WOLF RPGエディター 同梱素材とグラフィック合成器
  • WOLF RPGエディター支援素材集 part2
  • ひかる様(SUGAR STAR
  • ユーフルカ様(Wingless Seraph
  • riele様(イラストAC より)
  • 上田ひろこ様(イラストAC より)
  • 里内良様(イラストAC より)
  • 忠藤いづる様(そらまにぶろぐ

※ WOLF RPGエディターの素材の利用可能範囲は、利用規約で確認済みです。

※ 忠藤いづる様が配布されている素材は原則として RPGツクールVX正規ユーザー用ですが、 今回お借りした素材は全て手描きオリジナル素材なので、例外的に用途を問わず利用可能です。