ザ!世界仰天ニュース

概説

日本テレビ系のテレビ番組。主に、毎週水曜日夜9:00~9:54の放送。 2013年2月13日には「静かな少女の秘密」と題する緘黙の少女、 カースティ・ヘイズルウッドさん(後のミス・イングランド2013、ミス英国2014)の話などが放送され、 緘黙関係者の間で大きな話題になりました。 番組内では「場面緘黙」に関する説明もなされたそうです。 また、2014年9月24日に放送された4時間スペシャルでも、カースティさんが取り上げられました。

コメント

テレビ放送前にも、カースティさんの話はネットで紹介されていたが…

仰天ニュースが、カースティさんを初めて日本で紹介したわけではありません。 テレビ放送に9ヶ月先立つ2012年5月19日、 マーキュリー2世さんによる Twitter での投稿(ツイート)が、おそらく日本での最初のカースティさんの紹介だろうと思います。 私もほぼ同時に同じような内容のツイートをしたのですが、私の方が3分ほど遅かったです。

※ 当日のマーキュリー2世さんのツイート(Twitter へのリンク)

※ 当日の私のツイート(Twitter へのリンク)

ですが、ご覧の通りどちらのツイートにも、リツイートやお気に入り登録するユーザーが現れず (二人ともフォロワー数は多いのですが)、 カースティさんに関心を持つ人は我々二人以外には少なかったか、全くいない状況でした。

その4日後の2012年5月23日、私はこのニュースをブログで取り上げたのですが、 読者の反応はやはり鈍く、いただいたブログ拍手数はその月の記事の中でも最低クラスでした。

※ 緘黙経験者がミス・イングランド候補に(場面緘黙症Journal ブログ)

テレビ放送直前、情報が流れる

その後、2013年2月に仰天ニュースで問題の放送がなされることになったのですが、 実はこの直前、番組の情報が一部で広まっていました。

※ 放送を事前に伝える、みんみさんのツイート(Twitter へのリンク)

実は私も、ある筋から事前に情報を得ていたのですが、私の場合は口外無用と言われたため、 律儀に守秘義務を守り、場面緘黙症Journal としては何もお知らせしませんでした。

テレビ放送後(放送中?)の、かんもくネットの連続ツイート

放送後(放送中?)、かんもくネットが Twitter で「拡散希望」の啓発ツイートを連続して行っています。 これはかなりのリツイートがなされました。

※ 最初の【拡散希望】ツイート(Twitter へのリンク)

放送では、緘黙少女だったカースティさんが家で話す様子を家族が本人に無断で撮影し、 学校で流す描写があったそうで、この点に関するかんもくネットのツイートには 最も多くの反響がありました。

※ 「場面緘黙の治療で『本人に無断』で『家で話してるビデオ』を人にみせることは 絶対にやめてください!……」

放送終了後

今回の放送は、緘黙関係ウェブサイトやウェブページに、少なくとも短期的にはある程度の影響があったようです。 Wikipedia 「場面緘黙症」の項目は、この放送をきっかけに、 ページトラフィックが前日の479件から12,671件に急増しました。 翌日以降も、6,362件、2,962件と、高い水準で推移しています。

※ Wikipedia article traffic statistics

ブログでも、この日アクセス数が急増したという報告がいくつかなされています。 コメント欄に多数の投稿が寄せられたブログや掲示板もあります。

さらに、今回の放送をきっかけに自分が緘黙だったことに気づいたという投稿も ネット上で見かけるようになりました。

そして、カースティさんは日本でも緘黙関係者の間で一躍有名人となりました。

場面緘黙症Journal へのテレビの影響は限定的だった

ですが、場面緘黙症Journal への影響は限定的でした。 一時的にアクセス数が多少伸びた程度で、ブログ拍手数の推移も平常通り、 ブログや掲示板のコメント欄はいつもと変わらず閑古鳥が鳴いた状態でした。

場面緘黙症Journal は見事に蚊帳の外だったとも言えますが、これは、当サイトがテレビ番組について静観を保っていたことも一因だろうと思います。

それにしても、場面緘黙症Journal は、カースティさんをテレビに先駆けて真っ先に取り上げたにもかかわらず、 当時の読者の反応はほとんど得られず、 その後テレビ放送によりカースティさんが話題になると、 アクセス数やブログなどへのコメントは他サイトに奪われてしまうという、 なんとも損なサイト運営をしています。

二度目の放送

そのおよそ1年半後、2014年9月24日に放送された4時間スペシャルの中で、カースティさんが再び取り上げられたそうです。 ブログ「猫になりたい」さんによると、 再現映像は以前のものでしたが、その後の様子などが追加されていたそうです。

この二度目の放送の反響についてですが、 Wikipedia 「場面緘黙症」のページトラフィックが前日の前回放送時を上回る15,157件にまで増加するなど、 大きな反響があったようです。 ですが、その翌日以降のトラフィックは2,347件、1,046件と、前回放送時に比べると低い水準で推移しています。

※ Wikipedia article traffic statistics

ですが、場面緘黙症Journal は相変わらず閑古鳥が鳴いていました。前回放送時の方が、まだ訪問者数は多かったです。

一方、緘黙関係ブログでは、今回の放送は前回ほど話題にはなりませんでした。